アメリカで人気のサプリメントブランドランキング【2025年版】

アメリカは「サプリメント大国」と呼ばれるほど多くのブランドが存在し、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで本記事では、薬剤師や医療従事者の推奨データ(U.S. News × Harris Poll 2025)消費者満足度調査(ConsumerLab 2025)、さらにiHerbなど通販での人気動向を総合的に参考にし、2025年時点で注目されているアメリカのサプリメントブランドをランキング形式でご紹介します。

「信頼性(医療従事者の評価)」「実感(消費者の満足度)」「流通チャネルでの人気」という3つの切り口を統合しているため、単なる売上ランキングとは違い、**“本当に選ばれている理由”**がわかる内容になっています。

目次

1位:Nature Made(ネイチャーメイド)

1971年にカリフォルニアで設立された老舗ブランドで、アメリカのドラッグストアでは最も定番として並ぶ存在です。サプリメント業界においていち早く科学的根拠に基づいた製品づくりを掲げ、現在では薬剤師が推奨するブランドランキングでも複数部門で1位を獲得。特にUSP(米国薬局方)認証を多数取得しており、成分の含有量や安全性における信頼性は群を抜いています。
また、日本でも1993年から大塚製薬が展開しており、ドラッグストアやコンビニで手軽に購入可能。**「アメリカ発×日本でも身近」**というユニークな立ち位置を持つブランドです。

日本国内で市販のものを買うならこれ一択です。

取得認証・特徴

  • USP認証
  • GMP準拠
  • 一部製品でグルテンフリー/非GMO

人気商品


2位:Life Extension(ライフエクステンション)

1980年にフロリダで創業した研究志向のブランド。ブランド名の通り「寿命の延伸・健康寿命改善」をテーマに掲げ、大学や研究機関と連携して製品開発を行っています。特にアンチエイジング分野での先進性が高く、NAD+前駆体やレスベラトロールなど、トレンドを先取りした成分をいち早く商品化。ConsumerLabの満足度調査では、ビタミンB群やオメガ3、ビタミンDなどで高い評価を得ています。
「科学的エビデンス」「高配合設計」を特徴とし、エイジングケアを意識する層から厚い支持を受けています。

取得認証・特徴

  • GMP認証
  • Non-GMO/グルテンフリー多数
  • 研究データを引用したエビデンス重視の設計

人気商品


3位:Kirkland Signature(カークランド/Costco)

1995年にCostcoが立ち上げたプライベートブランド。**「大容量・低価格・高品質」をモットーに、家庭向けサプリの定番として全米に広がりました。ConsumerLabの調査でもCoQ10、関節ケア、ウコン、マグネシウム、ビタミンCなど複数カテゴリでトップ評価。「コスパと安心を両立」**したブランドとして地位を確立しています。

取得認証・特徴

  • USP認証(Fish Oilなど)
  • GMP準拠
  • 大容量パック中心でコスト効率が高い

人気商品

  • Fish Oil(オメガ3)
  • Glucosamine with MSM(関節サポート)
  • Daily Multivitamin(マルチビタミン)
  • CoQ10(コエンザイムQ10)
  • Calcium with Vitamin D3(カルシウム+ビタミンD)
  • Vitamin C 1000mg(ビタミンC)

4位:Pure Encapsulations(ピュア・エンキャプスレーションズ)

1991年にマサチューセッツで設立され、現在はNestlé Health Science傘下。最大の特徴はアレルゲンフリー・無添加処方で、人工着色料や保存料、主要アレルゲンを排除。**「敏感な人でも安心して使える」**サプリとして医療従事者にも推奨されています。現在iHerbで取り扱いはあるものの、残念ながら日本への発送は行っていません。

取得認証・特徴

  • GMP認証
  • 無添加処方(人工着色料・保存料なし)
  • アレルゲンフリー設計

人気商品

  • Magnesium(マグネシウム)
  • Vitamin-D3&K2(ビタミンD&K)
  • Pure Encapsulations, O.N.E.(マルチビタミン)
  • optiferin-C(ビタミンC)
  • Zinc 30(亜鉛)

5位:Garden of Life(ガーデンオブライフ)

2000年にフロリダで設立されたブランドで、理念は**「食べ物に近い形で栄養を届ける」**こと。USDAオーガニック認証やNon-GMO認証を徹底し、自然派ユーザーから厚い支持を集めています。2017年にNestlé傘下に入り、グローバル展開がさらに拡大。特にプロバイオティクスとオーガニック系マルチビタミンが有名です。

取得認証・特徴

  • USDAオーガニック
  • Non-GMO Project Verified
  • Vegan認証
  • NSF Certified for Sport(一部製品)

人気商品


6位:Thorne Research(ソーン)

1984年設立。アスリート・医療従事者御用達のブランドで、ドーピングリスクのない安全性を保証するNSF Certified for Sportを多数展開。オーストラリアTGA認証も取得し、国際的に信頼されています。科学的根拠に基づいた配合と厳格な品質管理が強みです。

取得認証・特徴

  • NSF Certified for Sport
  • TGA認証
  • GMP認証

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7位:Trader Joe’s(トレーダージョーズ)

1967年創業のスーパーで、食品が有名ですがサプリメントも展開。シンプル・低価格で「日常使い」に最適。ConsumerLabの調査でも高評価を得ており、**「手軽に買える安心サプリ」**として親しまれています。
アメリカ国内での自社スーパーの取り扱いになるのでiHerbでは取り扱いはないものの、日本国内でもトレードマークがおしゃれなためショッピングバックがお土産として流行ったりしていましたね。Amazonではショッピングバッグの取り扱いがあります。

取得認証・特徴

  • Non-GMO表示(一部製品)
  • GMP準拠
  • コスパの良さに強み

人気商品

  • Daily Multivitamin(マルチビタミン)
  • Vitamin C Chewable(ビタミンC)
  • Omega-3 Softgels(オメガ3)
  • Vitamin E 400 IU(ビタミンE)
  • Calcium Magnesium with Vitamin D(カルシウム+マグネシウム)
  • CoQ10(コエンザイムQ10)

8位:Olly(オリー)

2015年にサンフランシスコで創業。グミサプリブームの火付け役で、カラフルなパッケージとフレーバーで若い層に人気。サプリを「楽しんで続けられるもの」に変えた存在です。サプリメントを「義務的に飲むもの」から「楽しく続けられるもの」へと進化させ、特にミレニアル世代やZ世代、女性層を中心に浸透しました。
アメリカではターゲットを「ビタミン不足の若年層」と明確に定め、ストレスケアや睡眠、肌ケアなどライフスタイルに直結するテーマにフォーカス。さらに Walmart や Target など大手小売にも展開しており、ドラッグストアで気軽に買える“カワイイ系サプリ”の代表格になっています。
グミの味や食感へのこだわりも強く、「お菓子感覚で食べられる」という新しい習慣を作り出したことが成功の要因です。

取得認証・特徴

  • NSF認証(製造施設)
  • グルテンフリー多数
  • GMP準拠

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9位:Hum Nutrition(ハム・ニュートリション)

2012年にロサンゼルスで創業した、美容と健康を融合させたサプリメントブランド。特に「インナービューティー」をテーマに掲げ、肌・髪・爪・腸といった美容に直結する分野に特化しているのが特徴です。
Hum Nutrition のユニークな点は、公式サイトで「簡単なアンケートに答えると、栄養士が自分に合ったサプリを提案してくれる」仕組みを導入していること。これにより、単なるサプリ販売にとどまらず、**パーソナライズド・ニュートリション(個別栄養)**の先駆けとなりました。

製品はすべて Non-GMO、グルテンフリー、ビーガン仕様で、透明性の高いラベル表示も人気の理由。パッケージデザインもおしゃれで、SNS映えする見た目からInstagramやTikTokなどを中心に拡散し、若い女性を中心に急成長しました。
「美容サプリ=怪しい」というイメージを払拭し、科学的根拠とデザイン性を両立した点でアメリカ市場に新しいポジションを確立しています。

取得認証・特徴

  • Non-GMO
  • Vegan認証
  • GMP認証

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10位:Real Mushrooms(リアルマッシュルームズ)

Real Mushrooms はカナダ・バンクーバー発祥のブランドで、メディシナルマッシュルーム(薬用きのこ)サプリメント専門に特化した稀有な存在です。多くの「マッシュルーム系サプリ」が実際には菌糸体(マイセリウム)やフィラー(でんぷんなど)を含むのに対し、Real Mushrooms は純粋な子実体(fruiting body)だけを使用。β-グルカンなど有効成分の濃度を検証・保証している点で際立っています。

特に免疫サポート・ストレスケア・脳機能サポートを目的とした商品が人気で、「本物のきのこエキス」を摂りたい人の定番ブランドになりつつあります。ナチュラル志向・ホリスティック志向のユーザーからの信頼が厚く、アメリカの「機能性きのこブーム」を牽引している代表格です。

取得認証・特徴

  • GMP認証の製造工場で生産
  • USDAオーガニック認証(有機きのこ)
  • Non-GMO、グルテンフリー、ビーガン対応
  • β-グルカン含有量をラボで検査・表示

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番外編

AG1(Athletic Greens)

2010年創業。75種類以上の栄養素を1スクープで摂れるオールインワン緑色パウダー。NSF Certified for Sport 認証を取得し、アスリートにも安心。直販限定のためiHerbでは扱われず、特別感のあるブランド。

代表商品

  • AG1(グリーンズパウダー)

NOW Foods(ナウフーズ)【管理人おすすめ第1位!】

1968年にイリノイ州で創業した、アメリカ最大級のサプリメントメーカー。**「高品質なのに圧倒的なコスパ」**を武器に、世界100か国以上で販売されています。ラインナップは数千種類にのぼり、ビタミン・ミネラルからハーブ、アミノ酸までほぼ全ジャンルを網羅。
また、GMP認証・Non-GMO・UL/NPAなどの外部品質監査を徹底しており、価格だけでなく品質面でも高い評価を受けています。iHerbでも常に売れ筋上位で、日本からも手に入れやすいのが魅力です。

ランキングに入らなかった理由
今回のTOP10ランキングは「薬剤師推奨(U.S. News × Harris Poll)」や「ConsumerLabの満足度調査」をベースにしたため、消費者人気やコスパでは圧倒的なNOW Foodsが意外にも選外となりました。これは「研究志向」「専門家推奨」という観点では他ブランドに軍配が上がったためであり、決して品質や人気が劣るわけではありません。むしろ実際の市場での使用者数はトップクラスです。

正直、個人的には「迷ったらNOW Foodsを選べば間違いない」と思っています。価格・品揃え・品質の三拍子が揃った万能ブランドなので、記事的には番外編ですが管理人としては一押しです。

取得認証・特徴

  • GMP認証
  • Non-GMO/オーガニック対応製品多数
  • UL/NPAなど外部監査をクリア

人気商品

California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション)【管理人おすすめ第2位】

iHerbが独自展開しているプライベートブランド。品質・価格のバランスに非常に優れており、**「コスパで選ぶならこれ」**というくらい人気があります。ラインナップも広く、プロテイン、オメガ3、コラーゲン、プロバイオティクスなど王道からトレンド成分まで幅広くカバー。

製造はGMP認証工場で行われており、Non-GMOやグルテンフリー対応製品も多いのが特徴。とにかく「毎日続けやすい価格帯」で安定した品質を提供する点が最大の魅力です。実用性とコスパ重視派に最適です。

ランキングに入らなかった理由はNOW Foodsと同じ理由です。

取得認証・特徴

  • GMP認証
  • Non-GMO、グルテンフリー対応製品多数
  • iHerb直販で価格が安定

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21st Century(21センチュリー)【管理人おすすめ第3位】

1970年代にアメリカで創業された老舗サプリメントブランドで、現在では世界50か国以上で販売されているグローバル企業。特徴は圧倒的なコスパとシンプルな処方で、ドラッグストアや量販店でも気軽に購入できる大衆ブランドとして知られています。
「特別感や高級感はないけれど、安くてしっかり使える」という点で、初心者からリピーターまで幅広く支持を集めています。

特にマルチビタミンやミネラル類はアメリカ国内で長年定番商品となっており、コスパ重視派には外せない選択肢です。管理人としても「コスパで長く続けるなら21st Centuryはかなりアリ」とおすすめできます。

取得認証・特徴

  • GMP準拠
  • Non-GMO製品あり
  • 世界50か国以上で流通

人気商品

参考サイト

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